画像引用先:獣医医療開発株式会社
こんにちは!ペットフード講師の“りぷとん”です(@torutorublog)です。
今回は、動物病院で採用されている“アンチノール”のジェネリック品2点を、比較検討していきます。

・アンチノールの代替品を探している
・アンチノールと同じ効果があるのか知りたい
このような疑問に答えていきます。
アンチノールのジェネリックを調べると、ほとんどのサイトで
「全然、効果がない!」「アンチノールのほうが良い」と書かれています。
はっきり言いますが、
「ネットに書かれているサイトを調べると、アンチノールしか知らない人の小言」にすぎません。
私のように、毎日獣医師と商談をしているからこそ、鮮度の高い情報を提供できます。
まずは「アンチノールが良い」という概念を頭から外してください。
サプリメントは、基本的に「永久的に飲む」ことが大前提になっています。
つまり、飲む事をやめてしまうと元通りに戻ってしまう事を念頭に置いてください。
サプリメントを継続使用するには、間違いなく「価格」です。
ジェネリック薬品のメリットとして3点覚えて下さい。
・同じ効能
・低価格
まとめると「国が承認して、効果が変わらず、低価格のサプリメント」ならどうでしょうか?
途中でドロップアウトをすることも少なくなると思います。
それでは比較検討してみましょう!
この記事を読むことで以下の疑問が解消されます。
・製造方法の比較
・年間コストがいくら安くなるのか

ペットフードの会社で約5年勤務。
◆ペットフードの栄養学アドバイザーの資格取得
⇒年間約150セミナー実施。
◆ペットフード相談会
⇒年間50回
◆動物病院に毎日出入り
⇒鮮度の高い獣医療の情報ゲット
ペットフードならお任せを!!
Contents
アンチノールのジェネリックを比較検討!
アンチノールのこだわり
アンチノールのこだわりって何ですか?
この質問に90%以上の獣医師が「原材料と製造方法のこだわり」と答えます。
・製造方法
この2点が「アンチノール」の訴求点です。
では他に企業に「同原材料の調達」や「同製造方法」ができないのでしょうか?
答えは“できる”です。
どのサイトも「アンチノールだからできる製造製法」と記載していますが。
これが間違いなんです!
ここが、ひも解く最初のステップになります。
アンチノールだけの独占製造ではないという事を理解して下さい!
原材料
アンチノールの原材料一覧
オリーブオイル、モエギイガイ非極性脂質(PCSO-524)、d-α-トコフェロール、カプセル(牛由来ゼラチン、グリセリン、水)
引用元:ベッツペッツ・アンチノール
アンチノールは、ニュージーランド政府が指定した海域から獲れる「モエギイガイ」を使用するという”こだわり”があります。
ニュージーランドの南西部にあるマールボロー・サウンズ地方は、
水質が良くきれいで、また毒性生物が生息しない太平洋地域で、良質の貝を育てるためには非常に良い環境です。
この綺麗な海域の自然なプランクトンを食べることにより、鮮度の高い「モエギイガイ」が育つのです。
製造方法
アンチノールは高い鮮度を保つため、
特許製法で「モエギイガイ」からオメガ3脂肪酸を抽出しています。
GMP基準(国際的な製造品質管理基準)の厳しい規制に従った特許製法です。以下の4つの特許を取得しています。
- モエギイガイの滅菌と安定化方法
- モエギイガイを殻から高圧によって取り出す方法
- 液体二酸化炭素高圧によって非極性脂質をモエギイガイから抽出する方法(12時間にわたる超臨界液体抽出)
- 脂質としての人と動物への使用用途モエギイガイオイル(PCSO-524®)
モエギイガイの粉末から、高圧抽出工程により、91種に及ぶ脂肪酸を含むモエギイガイオイル(PCSO-524®)が抽出されます。
引用元:ベッツペッツ・アンチノール
つまり特許製法で他の企業にはマネできないという事が記載されています。
この製法は、他の企業には本当にできないのでしょうか?
それでは製品比較をしていきます。

でもここまでこだわって製造されている
アンチノールと同等品なんてあるの!?
「モエギキャップ」と「モエギタブ」
アンチノールのジェネリック品として紹介するのは2点です。
比較検討してみましょう!
モエギキャップ
モエギキャップは獣医医療開発株式会社が製造しているサプリメントです。
モエギキャップは、ニュージーランドの海域で育った「モエギイガイ」から抽出した、
オメガ3脂肪酸を直接摂取できるサプリメントです。
・サイズが小さい
・コストが安くなる
モエギタブ
モエギタブは獣医医療開発株式会社が製造しているサプリメントです。
ニュージーランドの海域で育った「モエギイガイ」から抽出したオメガ3脂肪酸を
タブレット化したサプリメントです。
猫ちゃん用に嗜好性にこだわりぬいたサプリメントです。
・猫が喜んで食べる高嗜好性
・サイズが小さい
・コストが安くなる
原材料
⇒ニュージーランドの政府が指定した海域で育った「モエギイガイ」を使用。
・モエギキャップ&モエギタブ
⇒ニュージーランドの政府が指定した海域で育った「モエギイガイ」を使用。
え?同じじゃんと思いませんでしたか?
2002年にニュージーランドは、政府の具体的な取り組みとして
食品安全に特化した機関である「ニュージーランド食品安全庁」を設置し、
それ以降、輸出入される食品の安全を管轄しています。
それぐらい食材に関して厳しく管理している国です。
つまりニュージーランド内で獲れる食材そのものが“ブランド化”しているのです。
結果、アンチノールとモエギキャップ・タブは同じ「モエギイガイ」を使用しています。
製造方法
次はアンチノールのこだわりの一つ「特許製法」使用しているという点です。
この特許は独占ではなく、「特許の期限が切れている」ということが分かっています。
つまり他のメーカーも同じ製法でオメガ3脂肪酸を抽出しているのです。
以上の事から「原材料」と「製造方法」は全く同じという事になります。
違う点を挙げるなら
⇒オメガ3脂肪酸が2倍量含まれている
・モエギタブ
⇒タブレットタイプで高嗜好性
比較まとめ
上記の図から、
アンチノールからモエギキャップ・タブへ切り替えるメリットがある!!
⇒ニュージーランド政府が指定の海域で育った「モエギイガイ」を使用
◆製造方法
⇒特許製法を使用
◆コスト減
⇒年間コスト2割減
※アンチノールを年間12箱使用すると仮定
アンチノール30粒入りを\4,000とする
4,000×12か月=年間48,000円
モエギキャップ場合
モエギキャップ30粒入りを\3,000とする
3,000×12か月=年間36,000円
年間12,000円分得することになります!
この差額が5年で60,000円になりますよ
是非、お試しあれ!!
原材料や特殊製法も同じ
そして価格まで安くなる!
これええやん!

アンチノールのジェネリックはどう?のまとめ
アンチノールのジェネリックの疑問は解けましたか?
アンチノールはある意味、ブランド化が進んでいます。
アンチノールじゃなきゃ嫌だという飼い主も、いて当然です。
しかし、他のメーカーも同サプリメントを製造している事も理解してほしいです。
原材料や特許製法も全く同じサプリメントでは駄目でしょうか?
モエギキャップ・タブを使うメリットとして
・サイズが小さく、高嗜好性
・コストが下がる
以上の3点を理解してくれる飼い主は
モエギキャップ とモエギ タブ
で十分だと思います。
よく比較検討して使ってみましょう!