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ダイエットフードの選び方【ドッグフード編】

前回、「肥満」というテーマで記事を書きましたが理解して頂きましたか?

読んでない方は下記にリンクを張ってますので、読んでみて下さい。今回の話が理解しやすくなります。

「ペットの肥満は何が悪いの?」を読む

本記事では「ダイエットフード」をテーマとして下記の2点を紹介します。

  • ダイエットフードって何?
  • ダイエットフードって何を工夫しているの?ずっと食べないといけないの?

私は動物関連の仕事を約5年間勤めています。

業務の中でドッグフードに関する資格を習得し、ペットオーナー様に情報を発信していきます。

私の経験が読者の知識になるよう毎日投稿しますので、宜しくお願い致します。

 

■本日のテーマ

ダイエットフードって何?

肥満の定義【おさらい】

ペットの肥満は、単に人が与えすぎるからという事が原因だと言われています。

次に実際飼っているペットの一日の必要カロリーを把握していないという事も挙げました。

そこで「肥満の定義」を一度ご紹介致します。

■肥満の定義(人の場合)

  • 様々な身体機能に変化をもたらす過剰な脂肪沈着を特徴とする、病的な状態
  • 健康に有害な結果をもたらす過剰な脂肪
  • 最適な体重よりも犬は15%過剰な状態
  • 最適な体重よりも猫は20%過剰な状態

WHO(世界保健機関)も肥満を病的な状態と表してます。

つまり「肥満」は「病気」のような状態とも捉えられます。

以上のことから、病気なら尚更は早く治したくないですか?

今回はそのダイエットをサポートします!

BCS(ボディコンディションスコア)という考え

人間は見た目で肥満体型なのかが、ある程度分かります(失礼な表現ですが申し訳ありません)それに対して、犬は「犬種」や「骨格」等がバラバラなので一概に体重から肥満という事が判断しにくい動物です。

BCS(ボディコンディションスコア)は1から9段階まで分かれています。スコアが4あるいは5なら適正体重だとか、6から上のスコアは肥満気味だと判断します。

そこで直接犬に触れたり、見たりする事で肉付きを判断してスコアを決めていく考え方です。

【ロイヤルカナン公式】犬と猫の健康アンバサダー・プログラム から引用

6以上なら肥満となりますので、ダイエットを考えましょう。

 

ダイエットフードのポイント

ダイエットフードのポイントは3点です!

  • 「物理的に食べる量を減らす事でカロリー摂取量を減少させる」
  • 「食べる量が減っても、体に必要な栄養素が全て補える」
  • 「満腹感が持続する」

以上の項目を満たすことで、ストレスなくダイエットをする事が出来ます。

あくまでも動物病院で扱っている「食事療法食」がこの効果を期待できます!

特に③で挙げている「満腹感の持続」が私のおススメです!

人はペットにおねだりをされると、食べ物を与えてしまうと言いましたよね?

それは「空腹感」を感じているのでおねだりをしているのです。

では、逆に「満腹感」があればどうなるでしょう?

人もお腹いっぱい食べた後に、追加の食べ物を出されても食べる事はあまりしないでしょう。

その原理と同じで、ペットも満腹感が持続すればおねだりの行動が減ります。

その分余分なおやつ等を与えなくなるのです。

十分にメリットに感じませんか?

ダイエットの成功率も向上しますので、是非使ってみて下さい。

市販品ダイエットフードとの違い

上記では動物病院で扱っている「食事療法食」のダイエットフードのメリットを伝えました。では、ディスカウントストアやスーパーで販売してるものと何が違うのでしょうか?

市販品ドッグフードのほとんどは、「減量」が目的ではなく「肥満予防」が主である為痩せない(体重を維持するのが目的)

※100gあたり300kcalから350kcalラインは減量ではなく、肥満予防を意識しているカロリー設計である。

② L-カルニチンの量が不明

この栄養素は筋肉量を維持し、脂肪を燃焼させるものです。ポイントは摂取するだけでは意味がなく、運動も並行して行う事が大事です。

消化率の違い

フードの消化率を向上させることで、しっかりと栄養素を吸収させることが期待出来ます。

有名ドッグフードメーカーは全ての製品が90%以上消化するように作られています。

市販ドッグフードの詳細は不明ですが、70%から80%と言われています。

10%から20%吸収率が違うというのは衝撃的ですね。

食べても栄養素が吸収されていないものは全てうんちになります。

うんちの量が増加しても困りますね・・・

以上のことからダイエットフードと言えどもしっかりと「食事療法食」のダイエットフードを選ぶようにしましょう!

 

ダイエットフードの工夫

高たんぱく&低炭水化物 設計(低脂肪)

タンパク質を多く摂取しているので筋肉量を維持できますし、低炭水化物なので脂肪が蓄積しにくいです!

AAFCOの定める最低タンパク質量は、小犬で22.5%、成犬で18%となっていますが、できれば、小犬で30%程度、成犬で25%程度を確保したいところです。

ダイエットフードではこちらの栄養素設計は絶対条件です。

低GI値の材料を選ぶ

GI値とは仮に「グルコース(糖分)を100という力として見たときに、他の食材がどのぐらいの数値になるのか」というものを表したものです。

つまり血糖値が上昇するとインシュリンの分泌が急激に促され、消化吸収が促進される。そして直ぐにお腹が空くといった悪循環が生まれます。

そこで推奨するのが「低GI値」の食材です。

経験したくない!痛風について から引用

例としては、お米55、ベーグル75 といった数値です。

パンを食べると太るのはグルコースと数値的に近いからですね。

ジャガイモやとうもろこしなどは避けた方が良いようですね!

減量後のリバウンド防止について

「減量した後はずっとそのフードを食べないといけないの?」という質問をよく受けます。

回答としては「継続」が望ましいです。

ダイエットが成功して、そのまま以前のドッグフードに戻すと間違いなく太ります。

体質の話になるのですが、一度太ると「太りやすい体質」になってしまっているので元の給与量を食べてもぶくぶく太ります。

 

維持期の与える目安はダイエット時に設定してた量の+10%までです。

 

ダイエットに成功したあとは、食べる量を少し増やして継続同じドッグフードを食べるか、肥満予防のフードに移行することになります。

以前のフードや同じ量を与えてしますと直ぐに元の体重に戻りますので注意してください!

 

まとめ

ダイエットフードの理解は深まりましたでしょうか?

今食べているフードじゃなきゃ何でダメなんだろうと、自ら考えても栄養学は難しい学問です。

かかりつけの獣医師に相談をして、定期的に体重を図る事で常に適正体重でいることが大事です。「肥満」になりダイエットに成功しても一生食事制限は続きます。

常に食べ物を制限することは、本当にかわいそうな事なので太らせないことが大事です。

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