
事前にリニューアル内容を知りたいな
何が終売になるのでしょうか?

このような疑問を解決します。
ロイヤルカナンのフードは、全製品がリニューアルする予定となっています。
その中でも「満腹感サポートシリーズ」といった人気製品が存在する
「減量系フード」のリニューアルになります。
この記事では
「名称の変更」や「パッケージのデザイン変更」、「終売情報」
の内容を、一つ一つ丁寧に説明をしていきます。
本記事のポイントは下記の3点。
記事のポイント
・減量期フードのリニューアル内容が分かる
・リニューアル後はどの製品を使えば良いのか
・満腹感のキブル(粒)の変更について

現場は混乱しそうだね!

この記事を書く””りぷとん”はこんな人。

◆ペットフードの栄養学アドバイザーの資格取得
⇒年間約100セミナー実施。
◆ペットフード相談会
⇒年間50回
◆動物病院に毎日出入り
⇒鮮度の高い獣医療の情報ゲット
以前のリニューアルの記事はこちらからご覧ください!
Contents
減量系フードのリニューアル内容
リニューアル内容 その➀/製品名称変更
満腹感サポートスペシャルの名称変更とその理由
- 新名称『満腹感サポート小型犬用S』
- もともと小型犬用に作られてたから
それ以外の製品は、名称変更がありませんので、ご安心ください。
リニューアル内容 その②/パッケージの変更
こちらから図解していきます。
基本的に全製品が緑色のパッケージに変更となります。
犬用と猫用共にイラストが全て一緒になりますので、
しっかりと製品名をチェックしてから購入するようにして下さい。
リニューアル内容 その③/内容量の変更
内容量が変更の製品がある。
- 猫用「満腹感サポート」の内容量⇒500gから400gへ変更。
- 猫用「糖コントロール」パウチの内容量⇒100gから85gへ変更。
「満腹感サポート」の容量変更理由としては、
食物繊維が多い製品なので500gの袋では容量がパンパンになってしまうので、容量を減らしたという事です。
見た目の値段が安く感じるかもしれませんが、グラム換算で値段を抽出すると、変更がありません。
猫用パウチは、全カテゴリーで85gとなります。
容量が減っている分、1袋の値段が下がります。
しかしグラム換算をすると価格の変動はありません。
終売製品のご案内
リニューアル内容 その④/減量サポート終売
ダイエット食の一つ「減量サポート」が終売となります。
理由として、減量サポートを推奨している病院が少なくなり、売れなくなったからです。
「満腹感サポ―ト」シリーズと「減量サポ―ト」の違いが分かれば、納得して頂けると思います。
この二つの製品の使い分けは、
1日の給与表を「守れるか」と「守れない」という点があります。
製品の使いわけと
- 給与表を守れる飼主⇒「減量サポート」
- 給与表を守れない飼主⇒「満腹感サポート」シリーズ
犬・猫共にダイエットをする際は、ご飯の量を少なくしなければなりません。
その少なくすること自体が嫌だという飼い主が、非常に多いです。
理由として、いつもより少ない量で「かわいそう」という感情が出てしまう事が一番だと思います。この点で、
減量中だけど多く与えれることが可能な「満腹感サポート」に軍配があがります。
このような利便性を考えていくと、減量サポートの使用する機会が減ってしまい、
減量なら「満腹感サポート」シリーズを考えられるようになったのです。
移行製品の紹介
減量サポートが終売になった後は、用途によって使い分けを考えます。
✅犬用の場合
- 満腹感サポ―ト⇒中型犬・大型犬
- 満腹感サポート小型犬用S⇒小型犬
- 満腹感サポート+CLT⇒ダイエットのストレスを取り除きたい
- 満腹感サポート+低分子プロテイン⇒食物アレルギーを持っている犬
✅猫用の場合
- 満腹感サポート⇒食物繊維が豊富なので、満腹感の持続が期待できる
- 満腹感サポート+CLT⇒ダイエットのストレスを取り除きたい
以上が移行推奨製品のまとめになります。
リニューアル内容 その⑤/満腹感サポートの粒の変更について
満腹感サポートについて
満腹感サポートは、ダイエットを成功させる為に様々な工夫が考えれています。
ダイエットを成功させる重要なポイントは、「満腹感の持続」です。
例えば、お腹いっぱい食べた後にラーメンやカレーを食べろと言われても食欲が湧きませんよね?
そのメカニズムは犬・猫共に同じです。
満腹感を感じさせ、且つ、持続をする事が出来れば、おねだり行動をしなくなります。
おねだり行動が少なくなる=食べ物を与える回数が減るので、順調にダイエットを行う事が可能になります。
その満腹感に関する工夫がなされている製品が「満腹感サポート」シリーズになります。
キブル(粒)の変更点まとめ
満腹感の持続をさせる為に、キブル(粒)の形が変更となります。
粒の形が「Oキブル」から「Xキブル」へと形が変わります。
Xキブルの利点は2つ。
- いびつな形にすることによって、よく噛むことを促す
- よく噛む食事の仕方に変更することによって、食事時間を長くさせる
中型犬と大型犬は、フードを丸呑みするケースがあります。
粒をいびつな形にすることで、丸呑み防止効果があります。
■まとめ
減量系のリニューアルは理解出来ましたでしょうか?
終売製品や大幅な名称変更も1製品のみしかないので、混乱は少ないと思います。
しかし、パッケージの色やイラストが全ての製品統一となっているので
もしかしたら、飼い主が間違えて購入してしまうといった事が、乱発する可能性があります。
私自身、療法食は獣医師の下で処方されるべきと考えています。
インターネットや量販店で安く購入出来ますが、しっかりと病院で購入すれば間違えは起きないと考えてます。
療法食は薬と同じ立ち位置です。
係り付けの獣医師にしっかりと相談して、リニューアル後の製品を購入しましょう!