サプリメント

ペットにサプリメントを与える際の基礎知識【入門編】

困った人

このサプリメントは、薬と同じぐらい効果があると聞きました。

しかし、うちの愛犬にまったく効果がありません。

高価なサプリメントだから返金できないかな。

 

サプリメントって副作用が無いって聞きました。

どれでも飲ませて大丈夫でしょうか?

困った人

 

このような疑問に回答します。

 

世の中は空前の健康志向ブームです。
“食べ物”や“運動”、“睡眠”といった健康促進のものが注目を浴びます。

 

 

この流れはペットも同様であり
「グレインフリーが良い」、「添加物がダメだ」
といった情報が飛び交っています。

 

 

その健康志向における情報の一つが『サプリメント』です。

 

 

愛犬や愛猫にサプリメントを飲ませていますか?
それが正しい使い方なら安全です。

 

 

しかし間違った使い方なら、直ぐに改善をしなくてはなりません。

 

 

本日は『サプリメント』の基礎知識を身に付けましょう。

 

記事のポイント

・サプリメントの基礎知識が身につく

・サプリメントの使い方が理解出来る

 

この記事を書く“りぷとん”はこんな人

りぷとん

◆ペットフードの栄養学アドバイザーの資格取得
⇒年間約100セミナー実施。

◆ペットフード相談会
⇒年間50回

◆動物病院に毎日出入り
⇒鮮度の高い獣医療の情報ゲット




 

ペット用サプリメントの基礎知識

サプリメントの定義

サプリメントの概要一覧。

  • ”ビタミン”や”ミネラル”など、健康の維持や増進に役立つ成分を濃縮したもの
  • 毎日の食事で補えない部分を、サプリメントで補助的に穴埋めをする
  • 「薬」ではなく、あくまでも「食品」
  • 病気を治すのは「薬」に役目
  • 症状の緩和、改善が「サプリメント」の役目
  • サプリメントは、「食品」のカテゴリー内の「健康食品」の一種です。

 

ペット用サプリメントを理解するうえで、
人間用のサプリメントの定義を理解しなければなりません。

 

 

サプリメントには、法律上の定義はありません。

 

 

人のサプリメントの場合、厚生労働省では一般の食品と分ける為に
「特定成分が凝縮された錠剤やカプセル形態の製品」と定義しています。

 

 

しかし、日本ではサプリメントの法律上の定義がないことから、
通常の食材からお菓子、飲料、医薬品のカプセルと錠剤も
サプリメントとして認識される場合があります。

 

 

一方、アメリカではサプリメントの定義が存在します。
「従来の食品や医薬品とは異なるカテゴリーの食品で
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブ等の成分を含み、
通常の食品と紛らわしくない形状のもの」と定義があります。

 

 

アメリカでは病気になり、病院で治療を受けると莫大な費用がかかります。
その為、日ごろの健康管理が重要視され、サプリメントの定義がなされたという背景があります。

 

サプリメントの国での違い

日本

定義なし。
栄養を補填するものなら通常食品からお菓子、飲料も含まれる

アメリカ

「従来の食品や医薬品とは異なるカテゴリーの食品で
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブ等の成分を含み、
通常の食品と紛らわしくない形状のもの」と定義。

従来の食品と医薬品とは異なる定義。

 

人間用サプリメントには『保健機能食品』という制度がある

保健機能食品とは
国が設定した安全性や有効性の規格基準を、満たした『食品』の事。
基準を満たせば『保健機能食品』と表示して販売することを認める。

 

身近なところで”トクホのお茶”を思い出して下さい。

「このお茶は高血圧の方におすすめです」

「このお茶は脂肪の分解を促進します」

などがありますね!

 

人間用サプリメントは、
エビデンス等が揃えば効果効能をうたうことが可能です。

 

ペット用サプリメントは、効果・効能をうたえない!

ペットフードは動物用の薬事法で規定されている
「医薬品」、「医薬部外品」、「医療機器」に該当しません。

つまりペットフードは効果・効能は一切うたえないという事です。

 

ペット用サプリメントはペットフードに属します。
ペットフードには『保健機能食品』などの制度が存在しません。

 

したがって、
ペット用サプリメントでは効果・効能をうたうことは薬事法違反になります。

サプリメントは薬ではない!

ペットにサプリメントを使用する例。

  • 関節痛の緩和
  • アトピー性皮膚炎などの皮膚の炎症緩和
  • 目の疾患の改善
  • 肥満体質の改善
  • 高齢期のケア

 

ペットにサプリメントを使用する目的は、

病気の緩和及び改善や、高齢期の身体ケアです。

 

サプリメントの目的は病気を治すものではありません。
あくまでも今の状態を維持または、改善させることです。

 

例えば、

“痛みを和らげる”や“肥満体質の改善”などですね。

 

たまに高額なサプリメントを買ったのに効果がなかったという人がいます。
これはサプリメントに期待するゴールが違う可能性があります。

 

このようなケースでは、
「高額のサプリメント=薬」と勘違いしている可能性があります。

 

あくまでも症状の抑制や改善であり、根治ではありません。

 

病気を治す目的であれば『薬』を選ぶようにして下さい。

 

一緒に読みたい!

サプリメントの副作用が無いは嘘!

ペット用サプリメントの副作用

  • 食物アレルギー
  • 医薬品との相互作用

 

サプリメントも食品だから大丈夫!
天然素材だから安心です!
このようなフレーズに注意して下さい。

 

特にペットに食べさせるために、フレーバーを使用し嗜好性を高めています。

 

嗜好性を高めるフレーバーは『タンパク質』です。
アレルギー反応は十分考えられます。

 

サプリメントは医薬品と違い、成分の含有量や品質に規制や基準はありません。

 

中には「無承認」「無許可」の医薬品成分が含まれた製品や、
アレルギーや肝障害をおこす成分が含まれた製品もあります。

 

その結果、健康被害もしばしば報告されていることに注意が必要です。

 

サプリメントも獣医師に相談の上、与えるようにして下さい。

 

合わせて読みたい”サプリメントの副作用”についてはこちら!

ペット用サプリメントの種類

ここではサプリメントってどんな種類があるのかを覚えましょう。

ベースサプリメント

体に必要なビタミン、ミネラル、アミノ酸、EPA・DHA、食物繊維を補うサプリメント

・ビタミンB1、B2の単体ビタミン。

・複数のビタミンを配合しているマルチビタミン。

・鉄や亜鉛などのミネラル

 

ヘルスサプリメント

健康維持や増進、美容の維持を補うサプリメント

・イソフラボン、ローヤルゼリー、プロポリス、セサミン

 

オプショナルサプリメント

体調の維持を補うサプリメント

ウコン、マカ、ブルーベリー、コンドロイチン、グルコサミン

 

おおまかにカテゴリーが3つあります。

愛犬や愛猫にサプリメントを与える際は、
何が目的なのかを明確にしましょう!

 

ペットにサプリメントを与える際の基礎知識:まとめ

今回はサプリメントの基礎知識を書きました。

 

サプリメントは健康志向ブームから、多くのペットに愛用されています。

 

しかしサプリメントを薬のように考え、薬と同等の効果を求める人が後を絶ちません。
サプリメントの目的は症状の改善と緩和及び維持です
効果も即効性があるわけでなく、長期給与する事で少しずつ実感することができます。

 

愛犬と気長に効果を期待して待ちましょう!

 




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